住宅ローンの返済額はいくら?借入額・金利別の返済シミュレーション早見表
「毎月の返済額はどのくらい?」「3000万円借りると総額いくら返すの?」——住宅ローンの疑問を、借入額×金利の早見表と元利均等・元金均等の比較で詳しく解説します。
1. 住宅ローン返済額の目安
住宅ローンの返済額は、借入額・金利・返済期間の3つで決まります。 現在の変動金利の相場は0.3%〜0.7%、 固定金利(フラット35)は1.5%〜2.0%程度です。
代表的なケース(元利均等・35年返済)
💡 住宅ローンシミュレーターを使えば、借入額・金利・返済期間を自由に設定して月々の返済額を瞬時に計算できます。
2. 借入額×金利 返済額早見表(35年・元利均等)
35年返済・元利均等・ボーナス返済なしの条件で、月々の返済額をまとめました。
| 借入額\金利 | 0.3% | 0.5% | 1.0% | 1.5% | 2.0% |
|---|---|---|---|---|---|
| 1,000万 | 25,180円 | 25,959円 | 28,229円 | 30,618円 | 33,126円 |
| 2,000万 | 50,361円 | 51,917円 | 56,457円 | 61,237円 | 66,253円 |
| 3,000万 | 75,541円 | 77,876円 | 84,686円 | 91,855円 | 99,379円 |
| 4,000万 | 100,722円 | 103,834円 | 112,914円 | 122,474円 | 132,505円 |
| 5,000万 | 125,902円 | 129,793円 | 141,143円 | 153,092円 | 165,632円 |
| 6,000万 | 151,082円 | 155,751円 | 169,371円 | 183,711円 | 198,758円 |
※ 元利均等返済・ボーナス返済なし・返済期間35年の場合の概算です。
3. 元利均等 vs 元金均等の違い
住宅ローンの返済方式には「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。日本の住宅ローンの約9割は元利均等返済が選ばれています。
📊 元利均等返済
- ✅ 毎月の返済額が一定
- ✅ 家計管理がしやすい
- △ 総返済額がやや多い
- △ 初期は利息の割合が大きい
📊 元金均等返済
- ✅ 総返済額が少ない
- ✅ 返済額が年々減少
- △ 初期の返済額が高い
- △ 審査がやや厳しい
3000万円・金利1.0%・35年の比較
| 項目 | 元利均等 | 元金均等 |
|---|---|---|
| 初月の返済額 | 84,686円 | 96,429円 |
| 最終月の返済額 | 84,686円 | 71,488円 |
| 総返済額 | 約3,557万円 | 約3,526万円 |
| 利息総額 | 約557万円 | 約526万円 |
元金均等返済の方が総利息で約31万円お得ですが、初月の返済額が約1.2万円高くなります。
4. 総返済額と利息の比較(3000万円の場合)
金利と返済期間で総返済額がどれだけ変わるか比較します。金利が0.5%違うだけで数百万円の差が生まれます。
| 金利 | 月々返済 | 総返済額 | 利息 |
|---|---|---|---|
| 0.3% | 75,541円 | 約3,173万円 | 約173万円 |
| 0.5% | 77,876円 | 約3,271万円 | 約271万円 |
| 1.0% | 84,686円 | 約3,557万円 | 約557万円 |
| 1.5% | 91,855円 | 約3,858万円 | 約858万円 |
| 2.0% | 99,379円 | 約4,174万円 | 約1,174万円 |
※ 3000万円・35年・元利均等返済の場合。変動金利0.5%と固定金利2.0%の差は利息だけで約900万円になります。
5. 年収別の適正借入額
無理のない住宅ローンの目安は返済負担率25%以内(年間返済額 ÷ 年収)です。手取りベースでは20%以内がより安全です。
| 年収 | 適正借入額 | 月々返済目安 | 手取り月収 |
|---|---|---|---|
| 300万円 | 1,500〜2,100万 | 約3.9〜5.5万 | 約16.7万 |
| 400万円 | 2,000〜2,800万 | 約5.2〜7.3万 | 約22.0万 |
| 500万円 | 2,500〜3,500万 | 約6.5〜9.1万 | 約27.1万 |
| 600万円 | 3,000〜4,200万 | 約7.8〜10.9万 | 約31.9万 |
| 700万円 | 3,500〜4,900万 | 約9.1〜12.7万 | 約36.8万 |
| 800万円 | 4,000〜5,600万 | 約10.4〜14.6万 | 約41.3万 |
※ 金利0.5%・35年返済・元利均等の場合。手取りは独身・東京都の概算。
💡 手取り月収を正確に知りたい方は年収手取り計算ツールで計算してから返済可能額を見積もりましょう。
6. 返済額を抑える5つのコツ
① 頭金を増やす
物件価格の20%以上を頭金にすると、借入額が減り月々の返済も軽くなります。4,000万の物件で頭金800万なら、借入額は3,200万に。
② 変動金利の低金利を活用
2026年現在、変動金利は0.3〜0.7%と歴史的低水準。ただし金利上昇リスクがあるため、繰り上げ返済の資金を確保しておくことが重要です。
③ 繰り上げ返済を計画的に
100万円を繰り上げ返済すると、返済期間が約1年短縮(3000万・0.5%・35年の場合)。利息軽減効果は早期ほど大きくなります。
④ 住宅ローン控除を活用
ローン残高の0.7%が最大13年間所得税から控除されます。3000万円のローンなら年間最大21万円の節税効果があります。
⑤ 複数の金融機関を比較
同じ条件でも金融機関によって金利は異なります。ネット銀行は0.3%台、メガバンクは0.4%台の商品もあり、0.1%の差でも35年で数十万の差になります。
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7. よくある質問
住宅ローン3000万円の月々返済はいくら?
35年・変動金利0.5%の場合、月々約77,876円です。金利1.0%なら約84,686円、金利2.0%なら約99,379円になります。頭金やボーナス返済の有無でも変わります。
元利均等と元金均等、どちらがお得?
総返済額は元金均等の方が少なくなります(3000万・1.0%・35年で約31万円の差)。ただし初期の返済額が高いため、手元資金に余裕がある方向けです。約9割の方が元利均等を選んでいます。
変動金利と固定金利、どちらを選ぶべき?
変動金利は低金利で始められる反面、金利上昇リスクがあります。固定金利は返済額が確定するため安心です。現状は低金利のため変動を選ぶ方が多いですが、金利上昇時に繰り上げ返済できる資金計画が必要です。
年収の何倍まで借りられますか?
審査上は年収の7〜8倍まで借りられますが、適正な借入額は年収の5〜7倍(返済負担率25%以内)です。年収500万なら2500万〜3500万が無理のない範囲です。
住宅ローン控除はいくら戻りますか?
ローン残高の0.7%が最大13年間、所得税・住民税から控除されます。3000万円のローンなら年間最大21万円、13年間で最大約273万円の節税効果があります(2024年以降入居の場合)。